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手書きノート


by asazuki

安倍談話の意義は多くの人に日本の戦争の歴史の流れを知ってもらうこと

村山元首相、安倍談話を痛烈批判「さっぱりわからん」:朝日新聞デジタル

村山元首相が「さっぱりわからん」と言っています。これは、自分と違う人の意見をまったく聞いてこなかったことをまさに吐露しているようなもので、これをもって、村山談話は実質的に無効化されたのではないか、というのが私自身の個人的な認識です。

第一次世界大戦後、各国のブロック経済による日本の経済的疲弊、国際連盟からの脱退、日本の孤立化、そして、武力による打開。そして第二次世界大戦へという流れ。

そして、談話では、「国際連盟からの脱退」あたりから、道を誤り、結果的に武力行使に頼らざるを得なかった、というふうに戦争の原因を分析したものと理解しました。

その反省を踏まえると、現在の日本において必要なことは、世界秩序と連携することであり、その一環としての、安保法制の強化であり、集団的自衛権の整備、というふうに読み取れます。

私自身は、現在の世界において、危険な国は北朝鮮であり、中国である、との認識です。テロ組織としてはイスラム国が挙げられるでしょう。

このあたりの認識が村山元首相と現在の日本政府との大きな認識の違いだと私自身は認識しています。

私自身は、日米の連携を強化するとともにアジアの「民主的な」国との協力関係を深めるとともに中国に本当の意味での民主化や言論の自由を実現させるとともに国としてちゃんと機能する規模でのいくつかの民主的な国家の設立が必要な段階にきているのではないかと認識しています。

そういう意味で、安倍談話は東アジアの今後の安定化を進める上でのひとつの指針となるのではないでしょうか?

by asazuki508e | 2015-08-15 07:27