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マスコミによる言葉狩りは続く


この議員は極右に近い考え方の人で、こういうことを言いそうではありますが、けっして、戦争に反対する人がすべて利己主義者だとは言っていません。


戦争に反対するのが、ただ、「戦争に行きたくない」という理由だけだとしたら、それは利己的だ、と言っているに過ぎません。


究極の選択肢の中のひとつとして、やむなく、戦争をする、という選択肢が生まれてくるわけで、考えるべきは、「どうしたら、「戦争をする」という選択をせずにすむ世界情勢をつくりだせるか」ではないでしょうか?


世界情勢のコントロールなわけですから、その相互関係となる抑止力の議論は当然、出てきますし、また、日本国内だけではなく、隣接する国々の動向も常に注視する必要があるでしょう。


こういった議論をまったく抜きにして、ただ、「戦場に行きたくない」と叫んでいるようでは、むしろ、自らを戦争せざるをえない状況へ追い込んでいる、ということに気づくべきでしょう。


こういうことに気づけないことをおそらく、この議員は利己的だと表現しているんだと私自身は理解しました。


そして、ロイターという、それなりに信用のあるマスコミが、大人であればそれほど理解することの困難でないこんな簡単な理屈を理解できないわけはないでしょう。


つまり、この記事は単なる言葉狩りに過ぎないのではないかと思います。実は、こうやって叫んでいる高校生や、ツイッターで過激なことを言ってしまう若手の国会議員よりも、むしろ、こういった発言力のあるマスコミによる言葉狩りが最も悪質ではないかと思います。


言い方を変えると、戦争反対を叫んでいる高校生や過激な発言をする若手の国会議員には悪意を感じませんが、ロイターのこの記事には、ドロドロとした計算高い悪意を感じます。

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by asazuki508e | 2015-08-03 22:16