tomemo

ひとつのイデオロギーに固執してしまうと性悪説にはまり込んでしまう


私自身はいろんな分野の言論を意識的に読むようにしています。


なぜなら、片側の考え方ばかりに触れていると「自ら進んで戦争をしたい人がいる」と本気で思ってしまうようになる恐れがあるからです。


戦争がしたい人など、誰もいません。語弊を恐れずに言えば、ISIS の人達ですらそうです。


違いがあるのは、それを実現するための手段や考え方などです。


概ね、左翼の人達は、直感的な感情に基づいた考え方のようです。なので、戦争反対、原発反対、などと直球の発言をします。


一方、反対側の右翼の人達は、論理的に突き詰めて物事を考える癖があるようです。なので、戦争自体に反対するのではなく、戦争に至るまでの過程を研究し、その対策について主張しようとします。その対策のひとつの中に「抑止力」という概念が出てきます。あくまでひとつの考え方です。


しかし、左翼の人達は概ね直球なので、抑止力というのはいいかえれば、脅しであって、その延長線上に戦争があると考えるので、それは詭弁だ、となります。


さらにグローバリストと呼ばれるような人達は、そもそも、国とかいう枠組みが邪魔、くらいに思っているので、戦争の件についていえば、当然、戦争反対となりますが、どこかで戦争をしていてそこに武器を提供すること自体は否定しません。われわれがかれらのすることに干渉すべきでない、みたいな理由で。


で、最後にテロを起こす人達ですが、彼らの基本原則に「われわれは虐げられてきた」という共通認識があります。そして、自分たちを虐げたものに対しては攻撃することが許されることにします。そうしないと自分たちは虐げられ続けることになるから。彼らですら戦争自体には反対です。ただ、自分たちを虐げるものには立ち向かうべき、という考え。なので、こういう思考を持った人達にとっては、自衛か侵略か、といった概念が非常に重要になってきます。


しかし、一般的に言って、そもそも自衛か侵略か、などという問いがばかばかしいことはちょっと考えればすぐにわかることです。例えば、拳銃は相手を殺すこともできれば、自らを守ることもできます。肝心なことは、それを所持しているか否か、ではなく、それをどう正しく使うか、ということです。


したがって、憲法9条では自衛のみ認められている、という認識もナンセンスだと私は考えています。あれは単に戦争に負けた日本がアメリカに反撃しないようにするための抑止です。原爆などという大量殺戮兵器を2発も落としてしまったんですから。そして、日本はアメリカから十分に信頼される(仕返しを受ける恐れがない)国になったわけですから、当然、憲法9条は改正されてしかるべきなんです。


日本がどういう対応をとろうが、これからいずれ、テロなどに巻き込まれることになると私自身は考えています。移民は否応がなく増え、麻薬等が溢れ、治安は乱れていくでしょう。それは、日本がどうしたこうしたという話ではありません。ざっくりといえば、アメリカが衰退し、中国人がこれからも台頭し続けるからです。日本の意志だけで戦争を避けられるほど世界は甘くないと思います。


どうしても巻き込まれたくないのであれば、鎖国するしかないでしょう。しかし、今更、そんなことが可能でしょうか? という話です。


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by asazuki508e | 2015-07-24 14:28