tomemo

直感と実際との乖離 -モンティ・ホール問題-

モンティ・ホール問題 - Wikipedia


これは確率論的に考えれば当たり前の話ですが、感覚で捉えようとすると不思議に思える、とても面白い問題だと思います。
で、図示すれば一目瞭然です。
d0112463_20473615.png
ということは、これが分からない人というのは、こういうイメージが頭の中に思い浮かばないから、ということになります。

この問題を正解することよりも、むしろ、どうしてわからないのかを論理的に分析することのほうが私には興味深いです。

おそらく、この問題を間違う人はこういう風にこの問題を捉えているのではないかと推測します。
d0112463_20542115.png

こういう風に問題を捉えれば、確率は2分の1になります。

つまり、部分的・見たままで物事を捉えようとすると量的・割合的な概念が欠落してしまうということです。



で、私自身も含め、ほとんどの人はまず、見たまま捉えようとするわけで、いきなり一番上のような場合わけの図なりイメージを思い浮かべる人はなかなかいないと思います。



慰安婦問題や南京大虐殺事件でも同様の錯覚を利用して、多くの人を騙しています。時間的な経緯や国同士の関係などをたどっていけば、両方とも虚構であることは明らかなのですが、こういったことよりもかなり単純なモンティ・ホール問題が分からない人がほとんどなんだから、これらの問題が虚構であることを感覚的に理解できる人がほとんどいないのはある意味、当然の話です。モンティ・ホール問題の例で言えば、確率が2分の1と思い込んでいる人にそうではないことを理解してもらうのは至難の技です。いわんや慰安婦問題をや、ましてや南京大虐殺をや、です。



私が不思議に思うのは、どうして、日本ばかりを研究対象にするのか、ということ。あと、特に慰安婦問題で言えば、現在でも性産業で働いている人たちがたくさんいます。果たして、そういう人たちはみんな、その仕事が大好きで率先してやってるんでしょうか?



一般人の多くがこういうトリックに引っかかってしまうのはある意味、しょうがないと思います。問題なのは専門家たる歴史家まで騙されてしまっているということ。少なくとも歴史家は、時間的、空間的に物事を捉える訓練をした方がいいのではないかと私自身は個人的に考えます。

[PR]
by asazuki508e | 2016-01-16 21:01 | Comments(0)