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右寄りになったと言っているが答えは前次世代の党の支持率のとおり


約2年半前に私はこんな記事を書きましたが、こういう推測ははずれてほしいのですが、どうやらこの部分については私の妄想ではなかったようです。

昔よりも右寄りになったのかもしれませんが、それでも前次世代の党の支持率はようやく1%。つまり、100人いて1人が支持している状態です。これは大衆から見れば、カルトと言ってもいいレベルの少数派。残念ながら、これが現実です。

なので、今回の日韓合意の流れはあたり前の話ですし、しょうがありません。「ここ数十年の戦後」日本社会は何が大切か、ではなく、「痛み」が支配している社会なので。最終的には「痛み」を軽減する方向に動く民族だとお隣の国の首脳部は知っているわけです。



そして、別の言い方をすると、この「痛み」を盲目的に無視する感性の人たちのことをグローバリストと呼ぶわけですが、残念ながら、安倍晋三氏もその一人です。保守の会合には出席しますが保守ではありません。あくまで、彼の中で政治的バランスを取っているにしか過ぎません。

そして、今回も政治的バランスで判断したに過ぎません。繰り返しますが、何か大切なものがあってそれを守ろうとするのが保守であって、彼のやっていることはただのバランサー、つまり、グローバリスト的思考に基づいた合理的判断です。そして、これが三島由紀夫が予見した社会的空気そのものではないかと私自身は個人的に考えています。


p.s. 私は別に安倍晋三氏を責めているわけではありません。運命論的な話です。彼の境遇自体が「あなたは立派な政治家にならなければなりません」という強い精神的強制下にあったわけで、何十年もの間、そういう圧力を裁く訓練をひたすら積んできたわけです。そういう境遇にさらされ続ければ、合理主義者・グローバリストになるのが、ごく自然であり、あたり前の話です。

高校を1年休学しちゃうような石原慎太郎氏のような人物がその生き様からして保守的な人間。社会的規範以上の情熱なり、強い思いがあり、そちらの方を優先する精神性。それが保守的思想。私はそう解釈しています。夢を託すのは一向に構いませんが、盲信するのは如何なものかと思います。繰り返しますが、その生き様からして、安倍晋三氏が保守的な人物であるとは私にはどうしても考えられません。

すると「じゃあ、他に誰がいるんだ?」となりますが、たぶん、いません。約70年前は戦争する運命だったのであり、これからの数十年は縮退・消滅していく運命なのではないかと思います。それを実感できないのだとするならば、約70年前と違って、その変化がゆっくりと生じているからです。



「痛み」を軽減する方向にだけ動き続けると社会は最終的にはどうなってしまうのか? 考えただけでゾッとしますが、それが日本の運命なのだと思います。もし、こう言った言説をニヒリズムと呼ぶのであればそうなのかもしれませんが、であれば、まずは前次世代の党の人たちのような政治的姿勢をバカにしたり、からかったりせず、真摯に向き合うことです。私に言わせれば、そういうからかいの姿勢こそがニヒリズムであり、そういった人たちの心を折る、保守的な人たちをそして、今の日本を蝕んでいる元凶だと思います。

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by asazuki508e | 2015-12-29 08:43 | Comments(0)