人気ブログランキング | 話題のタグを見る

手書きノート


by asazuki

なぜか、ネットは検索(言語)と記事(イメージ)とログ(時間的俯瞰)の世界ばかりだが

私の昔からの疑問のひとつ。

「ネット上は、なぜ、言葉であるところの「検索」とイメージのひとかたまりであるところの「記事」と時間的俯瞰のできる「ログ」ばかりなのだろうか?」ということ。

世の中には、もうひとつ、重要な概念があります。それは、空間的・論理的にものごとを俯瞰すること。

現在の技術を持ってすれば、クラウドサービスとして、実用レベルでの共有空間が存在していてもおかしくないと思うのですが、少なくとも私が調査した範囲では、あまり実用性のあるものはありません。

その中で、クラウドサービスではありませんが、iOS のアプリに「iThoughts 」というものがあり、これだとこんな感じで Web 公開することができます。ただし、これでは技術的障壁が高く、リンク集等の共有には至らないでしょう。

なぜか、ネットは検索(言語)と記事(イメージ)とログ(時間的俯瞰)の世界ばかりだが_d0112463_16342554.jpg
Daily blog
近い将来、こんな情報を共有できるようになればいいなと思います。いろいろなリンク集をそれぞれがこんなふうに作るのは、世界全体で見た場合、かなりのムダですし、現在の技術をもってすれば、こういったリンク集をクラウド上で共有することは十分可能だと思います。法律関係など、特にこんな感じでマップ表現し、リンク付けし、検索機能と連動させれば、一般の人にもかなり利用価値の高いデータベースを構築できることでしょう。しかしながら、こういったものは例示したとおり公共性が高いので、民間ばかりに頼っていてはなかなか実現しないのではないかと思います。

それでもかつての小泉内閣時代の IT 戦略の恩恵もあり、他国に比べれば快適なネット環境が実現できているわけで、ここで述べていることは贅沢な要求なのかもしれません。いずれにしても、こういった形での情報共有が公的な機関を中心に徐々に実現していくといいなと勝手に思っています。現在の「検索」と「イメージ」と「ログ」の世界観だけでは、なかなか意見や方針を集約・統合していくことは難しいでしょう。

by asazuki508e | 2015-02-15 19:58