グラフと内容が逆なのでは?
2013年 06月 09日
アベノミクス“不況”? 増える低所得/貯蓄ゼロ家庭、スーパー/コンビニ売上減(ビジネスジャーナル) - エキサイトニュース
このグラフから「不況?」との結論を出そうと必死な記事を発見した。もはや意味不明だ。
景気云々は、ふつう、贅沢品というか、生きていく上での最低限のものではないものがどれだけ売れているか、というのがひとつの指標になる、と考えるのが普通だと、経済学などを全く学んだことのない私は素人考えで思うのだが、この記事では、そういう捉え方はしていない。経済学とはかなり難解なものらしい。
素人考えで思考をすすめると、スーパーの売り上げ自体はじわりじわりと上昇していく、と考えるのが普通だろう。これから景気がよくなろうが、悪くなろうが、原価がじわりじわりと高騰し、商品の全体価格が上昇するわけだから。
経済のことはほとんど知らないが、「経常利益は少し減るかもしれないが、一つ一つの物の価格がちょっとだけ上がるのだから、かつ、生活必需品を買うことが多いのだから、売り上げはあがる(利益が上がる訳ではない)。」ではなかろうか、と素人考えでは思う。
資源がまったくと言っていいほどなく、20 年ほど前にくらべ石油価格が 3 倍ほどになり、為替相場を正常なものに戻せば、当然のことながら、昔よりは原価が高くなり、アベノミクスだろうがなんだろうが、以前の 3 倍のコストパフォーマンスを上げなければ、もはや、同じ生活レベルを維持することはできないのではないだろうか。
by asazuki508e
| 2013-06-09 11:09