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手書きノート


by asazuki

もはや言葉だけでは通じない

<福岡市>アンケートに障害者抗議「福祉手当廃止ありき」(毎日新聞社) - エキサイトニュース

こういう話題を読むにつけ、考えさせられる。こういうことはもはや「言葉だけ」で議論することはできないのではないかという気がしてきている。

例えば、雇用問題にしても、絶対的に雇用を確保すればいいというものでもない。世の中を持続的に動かしていくことを考えれば、歳をとった人をやめさせてでも、若い人を雇用すべきだと思う。

福祉問題もそういうことを考えなければならない時期にきていると思う。キーワードは「持続性」。最もやってはならないことは、例えば、ある特定の病気に効くとても希少な薬があるとして、それで何十万人もの命を救ったあとで、「薬の原料がなくなったのでごめんなさい。」でいいのだろうか、ということである。

これは私が体調が悪くなって、病院まわりをしていたときに感じたことでもある。はっきりいって、病人よりもお医者さんの方がやつれ、疲れきっているケースもあった。脳外科医の人はピンピンしていたけれども、神経科医の人はへろへろで、でも仕事があるので走り回っていました。

何が言いたいかというと、この新聞記事こそが「福祉予算を増やすことありき」だと思う。事実はもっと、混沌としたものであり、そして、数値化・グラフ化し、将来を予測し、慎重に苦悩しながら、それこそ、それぞれの人生観をも伝え合いながら、考えていくべき課題ではないだろうか。

とりあえず、新聞記事には関連データをつけてほしい。
by asazuki508e | 2011-11-27 21:31